3.11閖上追悼イベント2013開催記録

AM 8:30 地元、および全国からのボランティア290名が集結

絵灯篭

AM9:00 作業開始 道路への絵灯篭設置作業

前日までに組み立て&保管した絵灯篭(5500基)をトラック3台で運びました。

絵灯篭 朝の作業  朝の作業 朝の作業

AM10:30 1.2キロに絵灯篭を並べました!

作業風景 作業風景

まずは1列で、閖上中学校から日和山までの1.2キロに並べ終えた、その時、

突然の強風…

絵灯篭が飛ばされる。風の強度テストを繰り返してきたにも関わらず、予想を超える突風でした。飛ばされた絵灯篭を追いかけ、回収し、ただちに補修作業と、設置した絵灯篭の補強作業にとりかかりました。 設置した絵灯篭一つ一つに厚紙の輪を芯として入れ、2面に貼ったガムテープを4面に貼るという補強、絵がはがれたものはセロテープで張り付けるという作業を行いました。

補強開始 作業開始 補強開始 補強開始 補強開始 補強開始 補強開始 補強開始 補強開始

AM11:30 格闘すること1時間。さらに、風速20〜30mもの暴風が吹く

この時、グラウンドに出ると砂嵐の暴風。砂で目が開けられない状態。
危険と判断し、全てのボランティアを避難させ、早めの昼食休憩とする。
午後1時までに、イベント自体の運営判断をすることに。中止にするか否か、

絵灯篭 

吹き飛ばされた絵灯篭一つ一つを回収し、破れてしまったものを丁寧に畳みました。
送って頂いた全国の方々の想いにこたえられず、とても悔しい想いが込み上げてきました。

PM1時 暴風警報中ながら、風が少し弱まったので、イベント実施することに

皆が持ち場に戻り、絵灯篭の補修作業再開。グランドに竹灯篭を並べ始める。
道路の絵灯篭は、火災の危険があるため、並べておくだけとし、ろうそくを灯すことを断念した。
道路の絵灯篭から、設置したろうそくを撤去する。

自然の力に人間は立ち向かえない。でも、あの時の皆のために道を作りたい、作らなきゃ!

ベストを尽くす!最後まであきらめない、

PM2時前 再び暴風。更に風が強く、グラウンドはひどい砂嵐。

グラウンドを中止し、校舎北側の風が少ないところで、竹灯篭、キャンドルを並べることに。
グラウンドに並べる予定の絵灯篭は断念。竹灯篭はグラウンドから校舎北側に並べ直しに。

道路の絵灯篭は、日和山から公民館まで撤去することとした。
ただし、少なくとも、黙とうの時まで、中学校から公民館までの絵灯篭は死守することに。

絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭

絶対にあきらめたくない


絶対に間に合わせる

竹灯篭

スタッフ一丸となり、急ピッチで作業を進めました。

そして迎えた点灯式

神戸から持ってきて頂いた希望の灯りから、点灯しました。
神戸希望の灯り 点灯式

黙とう

15:55(中学校への津波到達予想時間)に、トランペットの吹鳴で黙とう、そして追悼演奏。
点灯式 点灯式

絵灯篭

全国から送られた3万3千の絵より制作した絵灯篭。
絵灯篭 絵灯篭
絵灯篭 絵灯篭
絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭

絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭

絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭
絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭 絵灯篭

光の道

震災当日、海岸から2キロの中学校を目指し避難途中で亡くなった多くの方を追悼するために、中学校までの避難経路を絵灯篭で道を作りました。私たちはこの道を“光の道”と呼び、震災半年後の初回に企画し完全には実現できなかった絵灯篭の道を、今回は、全国からの応援のおかげで実現することができました。残念ながら、すべてに光を灯すことはできませんでしたが、中学校入口から校舎内まで光の道として明かりを灯すことができました。
光の道 光の道

光の道 光の道
絵光の道 光の道

竹灯篭

神戸から1.17追悼イベントの竹灯篭を設置頂き、絆の文字を描きました。
竹灯篭 竹灯篭
竹灯篭 竹灯篭

キャンドルナイト

閖上中学校卒業生有志の皆さんが、今年もキャンドルナイトを実施しました。

閖上こども会議の巨大絵灯篭

震災当時閖上中学校の生徒で現在高校生の子達が、メッセージを残したいと巨大絵灯篭を作りました。
絵灯篭には閖上の街の地図と、熱い思いが描かれていました。

閖上子ども会議の絵灯篭 閖上子ども会議の絵灯篭

ボランティアの皆様の御協力に厚く御礼申し上げます

絵灯篭 絵灯篭
あああ


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